母の様子から危ないと判断して、昨日の朝一番で かかりつけの病院に電話をして診ていただきました。
吐き気など対応できるように、夫と一緒に車いすを押して行きました。
イチゴバケツと おしっこの入った紙コップを持って(病院でやるのは大変だと思い)行きました。
いろいろな検査をした結果、胆のう炎とのことでした。
胆石がつまって異常が出ているようです。
昔から胆石があることを母は知っていましたが、まさか今になって悪さをしだすとは…
先生方には、
「今日来れて良かった」 と言われました。
かなり悪い状態だったのだと感じました。
この治療は、それを扱っている病院でないとだめで、先生が探してくださり紹介状を受け取りました。
「コロナもあってどこも混んでいるので、遠くの病院になるかもしれません」 と言われていたので、どうしよう…と思いましたが
幸い市内の、私が卵巣手術をした大きな病院で、ほっとしました。
検査等で、朝9時に行ってお昼近くに
夫が車と準備していた入院用品を取りに帰って、母を車に乗せて そのままその病院に向かいました。
紹介状のあて先は 緊急科
病院はとても混んでいて、待つこと数時間
そしてやっと私は問診、母は検査や点滴を
そしてやっとそこのベッドに寝ている母のところへ
内科 外科の先生の問診 どういう治療になるか リスクなど、それぞれ説明がありました。
情報を共有して、いろいろな角度から診ていただけるのが、ここの病院の良さです。
炎症などで 亡くなることもあるそうです。
胆のうを取ってしまえばもう痛むこともないのですが、94歳という高齢での手術はリスクが大きいとのことでした。
全身麻酔や そのほかいろいろで 手術によって死んでしまうこともあるそうです。
それで、今はまず 内視鏡で石を取り除きできることをする 内科での治療をお願いしました。
ただ、また再発することもあり、それを母に話すと寝ている状態で、
「なんで再発するんか、全部取ってしまえばいい」 と言いだして。
かかりつけの病院で先生から説明を受けたときには、
「手術するくらいなら 死んだ方がええ」と言っていて
以前から
「手術はせんでいい、延命もせんでいい」 と言っていたですが。
ただ、私も手術をして、かなり体の負担が大きくて、あとも大変だったので、母の年齢や今の体力を考えると、かなり迷いました。
でも先生と最初の判断どうり治療することにしました。
同意書などにサインを
先生は、
「今日か明日には やりたい」 と。
あらかじめ決まった手術などではないので、ほかの先生や空き状況などわからず、どうなるかと帰るに帰れず 夫とただひたすら待っていました。
母が病室に行けたのは夕方の6時
そこでようやく、入院の説明があり書類にサイン、入院用品を看護師さんにお願いをしました。
入院中このラウンジから いろいろな思いで、よく外をながめていました。
コロナ感染防止で、病室へは入れません。
母にはしばらく会えません。
病院から電話が来た場合だけ来院です。
洗濯物があるときはまとめて 決められた時間帯に来て看護師さんにお願いをします。
なので、パジャマなども用意しましたが、パジャマやタオルなどレンタルでお願いをしました。
ラムのことも心配で、わからない状態で待ち続けてもと思い、一時帰宅をしました。
病院まで車で20分くらいかかりますが、病院から連絡があったら来院することに。
夜8時 二女が車で一緒に行ってくれました。
この病院で看護師経験があるので、心強かったです。
行くと母はもう内視鏡検査に入っていました。
今回は、内視鏡で詰まった胆管に管を入れて胆汁のつまりをなくす 治療でした。
1時間半くらいで終わりました。
母は眠った状態で 会うことなく病室へ
治療後 現状の理解ができず管をぬいてしまったりという せんもう状態になることが多いそうで、心配ですが。
その後先生から説明を受けました。
胆石もたくさんあるようで、
これで点滴をしたりして感染が落ち着いてきたら、来週また内視鏡で石をとる治療をするとのことでした。
そこまでが内科でできることです。
それで 年齢的に危険も伴うので 外科の先生とも話をして胆のうを取る手術をするかどうか、家族の意向を聞いて決めるとのことでした。
すごく悩みます。
取ってしまえば、今回のような大変なことは起きないです。
でもそれをすることで母は危険かもしれない。
手術が成功しても、帰宅してから 今までのように生活ができるかどうか、私が介護ができるかどうか。
再発が数か月でなく数年後ならば、内視鏡治療でいいのではないか。みなさんだったら、どうされるでしょうか
母はこれまで入院をしたことはありますが、内視鏡や手術などしたことがなく過ごしてきました。
こんな思いは初めてです。
大丈夫かな…辛いだろうな…一人で不安だろうな…帰宅したのは10時半
数日間の大変な母のお世話と、12時間の病院で、私の目はずっと真っ赤
疲れすぎて、何をしていいかも考えられない状態でした。
母の部屋を見ては
「いないんだった…」 と。
普段は うるさいなと
『たまには なにも考えず 自分だけの時間を過ごしたいな』 と思うのに、なぜか虚しくて泣けてきました。
今日も 起きてから、頭は
母のご飯しなきゃ 目薬刺さなきゃ など、常に時間を気にしていました。
いないのに、頭と体はいつものように動いてしまいます。
その後の経過もわからず、家で気に掛けることしかできません。
帰って来た時のために暑かった今日は、母の敷布団やマットを干したり、いろいろ洗ったりしました。
トイレも掃除をしてきれいに。
カバーも新しく 気持ちよくなったよ~
体操用のボールも洗ってあげたからね~